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中嶋翔哉選手を日本代表に!期待したい役割は?ワクワクするW杯日本代表のために。

誰もがご存知のとおり、ハリルホジッチ監督の解任でロシアW杯で戦う日本代表メンバー選出は風雲急を告げている。

守りを固めて前半をしのぎ、後半何とか1点を狙う。そんな戦い方になってしまうのなら正直つまらない。もちろん、負ければ予選リーグ突破が厳しくなることを考えれば、世界の中での日本代表の位置付けから堅守の構えは致し方ないのかもしれない。
「でも、つまらない!」と思う人達は少なくないのでは・・・
ではどうする?

“中盤の前に中嶋翔哉選手と乾貴士選手を同時に使う”

全体戦術の中で中盤の底に焦点が当たりがちな日本代表。過去を見れば、運動量豊富な選手を置いて、DFへの負担を減らしつつ守りを固めていた。例えば、ラモス選手、北澤選手、今野選手、稲本選手等、とにかく献身的にボールに寄せていた選手達がいて、成り立っていた思う。

そこから、日本人の特性を活かした攻撃スタイル確立という方向性でパスでつなぎながらポゼッションを高めそこからチャンスを伺う戦術を目指した。ただ、世界レベルで点を取って勝つところまではなかなか至らず、試行錯誤しているのが現状。

個々では勝てない。だからポゼッションサッカーだったのだか、型にはまったパス回しから世界相手につくれるチャンスは数少ない。(だから、見ていてつまらないのだが)

そこで、“中嶋翔哉選手”の登場になる。
日本人の中で仕掛けて点を取る可能性が最も大きい選手なのではないだろうか?
世界の一流どころの中で一対一で勝ちきれるとは言えないかもしれない。ただ、膠着状態や劣勢の中で、そのテクニックやスピードで相手チームのバランスを崩せる可能性はある。
仕掛けて、ミドルシュートをしっかり打てる日本人選手はあまりいない。テクニックはあっても、シュートまでいけない選手は結構いるように思うが。
2016年AFC U-23選手権での中島選手のミドルシュートはなかなかのものだった。イランとの準々決勝の2発。あのシュートは、これまでの日本人には無い感覚の持ち主だと感じた。
そして、先日のフル代表デビュー。当たりに対する強さは以前よりも増し、世界レベルでもある程度戦える状態にはなってきたように感じた。但し、前述のとおり1人で打開出来るとは思わない。
そこで、乾貴士選手との同時プレーを提案したい。

2人の配置は、1.5列目~2列目あたり。
2人配置の理由は、1人で突破出来なくとも、相手が1.5~2枚寄せて来るような状況が作れれば、もう1人が動けるスペースが増える。そのスペースは2人のテクニックとスピードを十分活かせる状況を作り出す。突っかかって自分でいっても良し、引き付けてFWや上がってきたSB・ボランチにパスを出すも良し。もちろん周りの連動性は必須。2人+他の1、2名で相手のバランスを崩せる可能性は増えるはず。

中島翔哉選手がワクワクな日本代表の絶対的キーマン。

次回掲載は、今回の提案に基づいたフォーメーションについて。

最後まで読んでいただき、感謝!
では、また。


#中島翔哉 #W杯 #日本代表 #乾貴士 #ハリルホジッチ