ロシアW杯 西野ジャパン 総括
フランスの戴冠で終了したロシアW杯。
決勝から1週間程経ち、
余韻も冷めてきたこのタイミングに
冷静に西野ジャパンを振り返ろうと思う。
ベスト16というチームの結果は、
今後のジャパンの可能性を感じられる内容だった。
中田英寿以来
個々の力量を世界レベルに近づけることを
目的として多くのプレイヤーが海外でプレーをしてきた。
海外プレーすることが目的ではなく、
そこで自分を磨き、
レベルを上げる目的に対し
しっかりとした方策を実行する選手が
増えてきたと感じている。
その結果、
酒井宏樹選手、長友佑都選手、乾貴士選手、柴崎岳選手等々のように
1対1の局面で十分戦える選手が育ってきた。
その上で
「組織的守備&縦パス・サイドチェンジ等の大きな展開を交えた攻撃」という
スタイルで戦った。
8年前のW杯が終わった後は、
「ポゼッションを高めることを目指し、とにかくパスで繋ぐ」意識ばかりで
パス回しに終始する面白くないチームだった。
ブラジルW杯で失敗を経て、
「ポゼッションしながら、攻撃していく」チームを目指した。
ハリルホジッチは十分それを理解し、
チームづくりを頑張っていたと思う。
ただ、監督としてモチベーションを与えながら
チーム運営することが上手くいかなかった。
今回のW杯では、
「ポゼッションしながら、攻撃していく」を
ある程度体現できたと見ている。
だから、
この先が楽しみだと思っている。
U⁽アンダー⁾世代の若い選手達が
どれだけ逞しく成長できるが大きな課題だ。
中島翔也選手、堂安律選手、久保建英選手等の動向に注目したい。
#西野ジャパン #ロシアW杯 #酒井宏樹